HISTORICAL PERSON · 2019年没

ピーター・メイヒュー

イギリス出身の俳優。身長2メートル20センチを買われ、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役に起用され、ほとんどの出演作でこの役を演じた。

生涯
2019年没
死亡地
アメリカ合衆国(テキサス州 / ボイド)
出生地
イギリス連邦(バーンズ)
出典
世界地図
アメリカ合衆国(テキサス州)

伝記

ピーター・メイヒューは、1944年5月19日にイングランドのサリー州バーンズ(現在のロンドン市リッチモンド・アポン・テムズ区)で生まれたイギリス出身の俳優である。2005年10月17日にアメリカに帰化した。映画『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカ役で広く知られ、演じた役のほとんどがチューバッカだった。

8歳のときに巨人症と診断された。マルファン症候群と誤って伝えられることがあるが、家族は、下垂体性の巨人症だったと説明している。成長してからは、ロンドンの病院で職員として働いていた。最初の俳優の仕事は、地元の新聞に載った大きな足の男性たちについての記事の写真をプロデューサーが見つけたことから舞い込んだ。こうして1977年の映画『シンドバッド虎の目大冒険』に誘われ、ミノトンという役を演じた。

同じ1977年の『スター・ウォーズ』の配役で、ジョージ・ルーカス監督は毛むくじゃらの異星人チューバッカを演じる長身の俳優を探していた。当初は、ボディビルダーのデヴィッド・プラウズを思い描いていたが、プラウズがダース・ベイダー役を選んだため、メイヒューを起用することになった。当時のメイヒューは、サリー州の大学病院の救急部門で職員として働いていた。ハートフォードシャーのエルストリー・スタジオで『スター・ウォーズ』の撮影が行われていると知り、役について知ろうとルーカスを訪ねた。メイヒューによれば、椅子に座っていたところへ監督が部屋に入ってきたので立ち上がると、監督の目が飛び出さんばかりだったという。その後、衣装の試着が行われ、身長2メートル20センチの長身が決め手となって、立ち上がって挨拶した直後にチューバッカ役に決まった。会ったのは1回だけだったとされる。撮影の合間にも、同じ病院で職員として働き続けた。

演技にあたっては、ロンドン動物園で見たクマやサル、ゴリラの行動を調べて参考にした。チューバッカには台詞がなく、発する声は動物の鳴き声の録音をもとに作られた。ルーカスはメイヒューについて、人間としてウーキーに最も近い存在で、大きな心と優しい性格を持つと評した。『スター・ウォーズ』に続く『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』の旧三部作でこの役を演じ、さらに『シスの復讐』でも同じ役を演じた。2003年4月23日に公式サイトで再登板が発表され、本人は、その役にまた戻れたことは個人的にうれしく、人々も喜んでくれたようだと語っている。若いチューバッカを表すため、新しい衣装が作られた。2003年の夏には、メイヒューと新たに加わった7人のウーキー役の俳優が衣装合わせを行い、新しい衣装には発泡素材の筋肉が組み込まれたという。

テレビ番組『ザ・マペット・ショー』などにも出演し、『クローン・ウォーズ』ではチューバッカの声も担当した。2004年には、旧三部作の衣装や撮影の思い出をドキュメンタリー映画で語っている。

2014年4月9日に、2015年12月公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』への出演が明らかにされた。次作『最後のジェダイ』からは年齢の問題もあり、『フォースの覚醒』の一部の場面で代役を務めたヨーナス・スオタモに完全に交代した。2017年12月9日のワールドプレミアには車椅子で参加した。2019年4月30日、アメリカ合衆国テキサス州の自宅で亡くなったことが公表された。死因は不明とされている。

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